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蘇秦謂齊王章(一)戦闘と夕陽

(内容)

■謂臣曰:‘傷斉者,必勺也。秦雖強,終不敢出塞流河,絶中国而功斉。楚、越遠,宋、魯弱,燕人承,干、梁有秦患,傷斉者必勺。勺氏終不可得已,為之若何?”臣謂■曰:“請劫之子以齊大重秦,

 

韓■は臣に言うには「斉を破るものがあれば、必ず趙に違いない。それは、秦が強いと言っても、結局敢えて塞を出て河を遡り、中国を通過して斉を攻めることはないからである。また楚や越は地理的に遠く、宋や魯は国力が弱い。燕人は斉に服従し、韓や魏には秦からの攻撃の憂いがある。とすれば、斉を破るのは、やはり趙である。趙が斉への攻撃をやめなければ、どうすればいいか」と。臣は韓■に言うには「どうか趙を威嚇すべきでしょう。あなたが斉を背後に、わたくし蘇秦を重用すれば、私は燕を背後に斉にお仕えします。」